かけじく

掛軸


掛軸かけじく)とは、書や絵画を裂や紙で表装して壁面に掛けて鑑賞するものです。

掛軸かけじく)は古くは鎌倉時代から飾られており、日本だけではなく、中国、朝鮮半島など東アジアにおける絵画の代名詞でもありました。 とくに日本では、美を常に鑑賞できるよう独自の生活空間に飾るものとして伝統的なしつらえの中、その形態が確立されてきました。
しかし、近年の日本では住居に床の間がなくなり、掛軸かけじく)需要が減ってきています。

今、掛軸かけじく)の巻いて収納できる特徴を生かし、壁面を飾るものとして現代建築にあうデザインのものを従来の規格にとらわれず、また使用材料や製作方法を伝統に基づきながら改良を重ね、より現代の生活環境にあった、安らぎを求められる作品の製作に、日々研鑽致しております。

掛軸の製作方法


〜 手打ち 〜